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1.
磁器はカオリンや長石、石英といった原料から作られます。それらの原料を水と混ぜ、液状にします。これを石膏でできた型に流し込みます。石膏が水分を吸い取り生地は、硬化します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=113x1024:format=jpg/path/seb2bcd9710df7ca8/image/ia324a1a4dd12742f/version/1331016377/image.jpg)
2.
型から取り出された生地は、さらに水分を抜くために乾燥されます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=113x1024:format=jpg/path/seb2bcd9710df7ca8/image/i87fb8e856e54834c/version/1331016455/image.jpg)
3.
まだ、生地に水分のある状態でカッターにより、ひとつひとつ網目をカットしていくオープンワーク。また花や葉等をひとつずつ作り上げて本体に取り付けていくフラワーピースのテクニック。さらにそれぞれをつなぎ合わせる等の工程行われます。
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4.
またここで乾燥させます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/seb2bcd9710df7ca8/image/i9d97fd0a848f4901/version/1331016585/image.jpg)
5.
1度目の窯入れ。焼成温度は、800~900℃。このとき大きい物や複雑な形の物は、スタンドで、支えて焼き上げます。この工程で最初の生地の大きさから約60%のサイズにまで収縮する事になります。
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6.
最初の焼成が済むと全ての磁器には、1902年に商標登録されたアルファベットのSとPをデザインしたコバルトブルーの窯印が、丁寧に押印されます。
7.
この段階で、上薬(ガラス釉)をかけます。
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8.
乾燥を経た後、2度目の窯入れとなります。この時の焼成温度は、約1400℃となります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=138x1024:format=jpg/path/seb2bcd9710df7ca8/image/i2f852d9c66c18ddb/version/1331016825/image.jpg)
9.
温度を下げるための時間をおいて当社の特徴とも言える絵付けの工程に入ります。花の絵、動物の絵、肖像画、風景画、線描き、金彩等、それぞれ特別に修行した職人の手により描かれていきます。簡単な絵でも最低3年半以上の修行を経てきております。中には10年以上もの経験が、必要な技術もあります。
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10.
釉薬により600~800℃温度も回数も異なりますが、最終の窯入れとなります。
作品により制作工程や焼成温度は、違いますが多いものは十数段階の工程を必要とします。
ひとつの作品の完成までには何人もの職人と2~3ヶ月の日数を必要とします。